ゆ , yu

ゆうゆう　悠々　yuu-yuu

意味 ＜分類：強調＞

(1) ゆっくりと落ち着いているようす。　(2) 遥かに限りないようす。悠遠。悠久。

用法

(1) 「〜とした態度」「〜と立ち去った」「悠々自適」＝何物にも拘束されず自分の欲するままに過ごすようす。「悠々閑々」＝急がず、のんびりしたようす。　(2) 「〜たる天地」

• 類似： のびのび

ゆうゆう　幽々　yuu-yuu

意味

奥深いようす。暗いようす。

ゆうゆう　融々　yuu-yuu

意味

融和して楽しそうなようす。のどかなようす。

ゆうゆう　優々　yuu-yuu

意味

(1) とてもしとやかで、和［やわ］らいだようす。とてもやさしいようす。　(2) のびやかなようす。ゆっくりしたようす。

用法

• 類似： ようよう

ゆえゆえ-しい　故々しい　yue-yue-shii

意味

故(ゆえ＝理由／訳／事情)ありそうである。普通ではない。

用法

「〜しく見える」

• 類似： ，ゆいゆい-しい，ゆゆ-しい

ゆかいゆかい　愉快愉快　yukai-yukai

意味

とても愉快な気分で発する語。

用法

「ああ〜」

ゆくゆく　行く行く　yuku-yuku

意味

いずれ。この先。これから先。将来。

用法　 《 表記：一般に仮名 》

「〜は父親の後を継ぐ」

• 類似： のちのち

ゆさゆさ　yusa-yusa

意味 ＜分類：擬態＞

重量のあるものが大きく揺れるようす。

説明

《語源》揺［ゆ］さぶる＝ゆする。

用法

「木を〜と揺すってみる」「豊かな胸が〜揺れる」

• 類似： ゆらゆら

ゆめゆめ　yume-yume

意味

(1) 全く。決して。　(2) 夢にも。少しも／ちっとも。

説明

ゆめ(この場合は「夢」ではなく、「努」「勤」［つとめ］の意味を持つ）を重ねた語だが、必ずとても強い否定、禁止の語を伴って用いられる。

用法

(1) 「〜忘れてはいけない」「〜疑わない」　(2) 「そんなことは〜考えたことはない」

• 類似： (1) ぜんぜん　(2) ぜんぜん，さらさら

ゆめゆめ-しい　夢々しい　yume-yume-shii

意味

(1) 夢のようにあてにならない。　(2) とても軽少である。

ゆゆ-しい　忌々しい／由々しい　yu-yu-shii

意味

(1) 神聖であるから触れてはならない。恐れ多くて、はばかられる。　(2) 忌［い］まわしい。不吉な。　(3) 好ましくない。うとましい。　(4) 恐ろしく、気がかり。　(5) …転じて、恐ろしいほどに優れている。　(6) …転じて、すばらしい。立派。　(7) 物事の程度が容易ではなく、はなはだしい。重大。

説明

現在では以下の例にあるように(3) (7) くらいに使われる。本来は「神聖／不浄なものに触れてはならないことを強く畏怖(いふ＝おそれおののく)気持ちを表したとされる。

用法

(3) 「〜しい事態だ」　(7) 「それは〜しき問題ですぞ」

ゆらゆら　yura-yura
ゆらりゆらり　yurari-yurari

意味

ゆるやかに、柔らかく揺れるようす。

説明

「ゆらりゆらり」のほうが揺れ方がゆっくりした感じがある。

用法

「〜揺れている」

• 類似： ゆさゆさ，ぶらぶら，ぐらぐら

ゆるゆる　yuru-yuru

意味 ＜分類：擬態＞

伸びきっているようすや状態。とてもゆったりしたようす。

用法

「〜のパンツ」

• 類似： だぶだぶ，だぼだぼ，ぶかぶか，がばがば
• 対語： きつきつ，きゅうきゅう，ぎゅうぎゅう