Index : あ,a , い,i , う,u , え,e , お,o , か,ka , き,ki , く,ku , け,ke , こ,ko , が,ga , ぎ,gi , ぐ,gu , げ,ge , ご,go
さ,sa , し,shi , す,su , せ,se , そ,so , ざ,za , じ,ji , ず,zu , ぜ,ze , ぞ,zo , た,ta , ち,chi , つ,tsu , て,te , と,to
だ,da , ぢ,ji , づ,zu , で,de , ど,do , な,na , に,ni , ぬ,nu , ね,ne , の,no , は,ha , ひ,hi , ふ,fu , へ,he , ほ,ho
ば,ba , び,bi , ぶ,bu , べ,be , ぼ,bo , ぱ,pa , ぴ,pi , ぷ,pu , ぺ,pe , ぽ,po , ま,ma , み,mi , む,mu , め,me , も,mo
や,ya , ゆ,yu , よ,yo , ら,ra , り,ri , る,ru , れ,re , ろ,ro , わ,wa
ここ 戸々 ko-ko
- 意味
- 一戸一戸[いっこいっこ]。各戸[かっこ]、各家[かくいえ]。家毎[いえごと]。
- 用法
- 「〜を回って」
- 類似: いっこいっこ,いっけんいっけん
ここ 個々 ko-ko
- 意味
- 一つ一つ。一人一人。
- 用法
- 「〜には言い分もあるだろう」
- 類似: それぞれ,ひとつひとつ,ひとりひとり
ここ 呱々 ko-ko
- 意味
- 乳呑子(ちのみご 赤子/赤ん坊)の泣き声。
こいこい ko-ko
- 意味 <分類:名称>
- 花札ゲームの名前。
こうこう 広々 kou-kou
- 意味
- とても広いようす。広大なようす。
- 用法
- 類似: ひろびろ
こうこう 広々 kou-kou
- 意味
- とても広いようす。広大なようす。
- 用法
- 類似: ひろびろ
こうこう 行々 kou-kou
- 意味
- 次第に進みゆくこと。次第に進んで行くようす。
こうこう 香々 kou-kou
- 意味 <分類:名称>
- 香の物(こうのもの=漬け物)。
- 説明
- 一般に「沢庵」(たくあん=大根の漬け物)を指すと思われ、方言で「こうこ」とも言われる。
こうこう 浩々 kou-kou
- 意味
- (1) 水がみなぎり広がっているようす。 (2) 広大なようす。
- 用法
- (1) 「〜とみなぎる湖」「〜たる大海[たいかい]」 (2) 「〜たる大草原」
こうこう 皓々/皎々 kou-kou
- 意味
- (1) とても皎い(白い)ようす。…転じて、身の潔白なようす。 (2) (月の光などの)白く光り輝くようす。 (3) 空[むな]しく、広いようす。
- 用法
- (2) 「〜たる月光」
こうこう 耿々 kou-kou
- 意味
- (1) 光が明るいようす。よく光るようす。 (2) 思うことがあって心が落ち着かないようす。とても憂うようす。
- 用法
- 類似: きらきら
こうこう 煌々/晃々 kou-kou
- 意味 <分類:強調>
- 光り輝くようす。とても強く光るようす。
- 用法
- 「〜と灯[あかり]に照らされる」「ライトが 〜と輝く」
- 類似: きらきら
こうこう 好々 kou-kou
- 用法
- 「好々爺[こうこうや]」=人のよい老人。にこやかでやさしそうな老人。
こうこう 斯う斯う kou-kou
- 意味
- このように。
- 用法
- 「〜、こう言う訳で‥‥」「〜しかじか」
- 類似: かくかく,これこれ
こうごう-しい 神々しい kou-gou-shii
- 意味
- (まるで神のように)貴[とうと]くて厳[おごそ]かである。
- 用法
- 「〜しい姿」「〜しいまでに美しい」
こうたいごうたい 交代交代 koutai-goutai
- 意味
- 次から次と代わり合って。順番に交代してゆく。
- 用法
- 「見張りを〜に行う」
- 類似: かわるがわる
こくこく 刻々 koku-koku
こっこく 刻々 kot-koku
- 意味
- 時のたつようす。一刻ごと。
- 説明
- たんに時間が経つのではなく、時間の経過に期待や不安などが込められ、緊張感ある用法。
- 用法
- 「〜と時が過ぎる」
- 連結: 「時々〜」「日々〜」
- 類似: いっこくいっこく
こころごころ 心々 kokoro-gokoro
- 意味
- (1) 人それぞれの心。各自の気持ちや考え。 (2) 人さまざまなようす。
- 用法
- (1) 「人の〜が見えてくる」 (2) 「〜な人のありさま」
- 類似: (1) きぎ (2) おもいおもい
こじんこじん 個人個人 kojin-kojin
- 意味
- ひとりずつ。その人ごと。
- 用法
- 「〜の考え」
- 類似: ひとりひとり,ここ
こせこせ kose-kose
- 意味
- (1) つまらないことにとらわれて、落ち着きのないようす。 (2) 場所が狭く、ゆとりのないようす。
- 用法
- (1) 「みっともないから〜するな」 (2) 「〜した裏通り」
- 類似: (1) けちけち
こそこそ koso-koso
- 意味 <分類:擬態>
- (1) 内証(ないしょ=秘密)にするようす。人に知られないようにするようす。 (2) 気がつかない程の小さな音。 (3) くすぐるようす。
- 説明
- 《語源》こっそり
- 用法
- (1) 「〜逃げ出す」「〜話をする」
- 対語: どうどう(堂々)
- 類似: (1) ひそひそ
こちこち kochi-kochi
こちんんこちん kochin-kochin
こっちんこっちん kotchin-tchin
- 意味
- 水や液体が凍ったり、堅くなったようす。
- 用法
- 「〜に固くなる」
- 強度:こっちんこっちん > こちんこちん > こちこち
- 類似: がちがち,かちかち,かちんかちん,ばりばり
こちょこちょ kocho-kocho
- 意味 <分類:擬態>
- (1) 細かく、すばしこく動き回るようす。 (2) 手や指でくすぐるようす。
- 用法
- (1) 「〜と動き回る」 (2) 「〜擽[くすぐ]る」
- 類似: (1) ちょろちょろ
こつこつ kotsu-kotsu
- 意味 <分類:擬音>
- (1) 板を叩く音。ドアをノックする音。 (2) 咳をする音。
- 用法
- 類似: (2) くつくつ,ごほんごほん
こつこつ 兀々 kotsu-kotsu
- 意味 <分類:擬態>
- づっと務め続けるようす。律儀につとめる。
- 用法 《 表記:一般に仮名 》
- 「〜仕事をする」
こつこつ 忽々 kotsu-kotsu
- 意味 <分類:擬態>
- (1) 物事をおろそかにするようす。 (2) 速やかにその場を立ち去るようす。 (3) するべき事に手がつかないようす。 (4) 迷うようす。 (5) とてもうっとりするようす。
こっくりこっくり kokkuri-kokkuri
- 意味
- 居眠りをして、上半身を前後に動かす(俗に“舟を漕[こ]ぐ”)ようす。
- 用法
- 「〜と居眠りをはじめた」
- 類似: うとうと
こてこて kote-kote
- 意味 <分類:強調>
- (1) 濃い。 (2) こってり(味の濃い)から転じて「生粋な」とか「典型的な」の意味。
- 説明
- 《語源》こってり
- 用法
- (1) 「〜に塗り立てる」 (2) 「〜の大阪弁を喋る」
- 類似: べたべた
ことこと koto-koto
- 意味 <分類:擬態,擬音>
- 鍋の中のものが静かに、そしてよく煮える音。また、そのようす。
- 用法
- 「〜と煮詰める」
- 強度:ごとごと > ことこと
- 類似: くつくつ
ことごと 事々 koto-goto
- 意味
- すべてのことに対し。
- 用法
- 「〜く失敗した」
こどもこども 子供子供 kodomo-kodomo
- 意味
- とても子供っぽい。子供らしい。
- 説明
- 対象となるのは子供であることはもちろんだが、もう子供とはいえない者であることも多い。
- 用法
- 「〜している」
こなごな 粉々 kona-kona
- 意味 <分類:強調>
- 用法
- 「〜に砕ける」
こねこね kone-kone
- 意味 <分類:流行,強調>
- (1) 粉や粘土などをよくこねるようす。 (2) 転じて、プラン(案)やアイディア(構想)などをよく練ること。
- 説明
- 滑稽味のある表現なので、(2) の用法では結果が思わしくないことを揶揄する表現にもなる。
《語源》捏[こ]ねる(=練り混ぜる)
- 用法
- (1) 「〜混ぜ合わせる」「粘土を〜する」 (2) 「脳味噌を〜する」「〜し過ぎだよ」
こまごま 細々 koma-goma
- 意味 <分類:強調>
- (1) いかにも細かいようす。とても細かくて煩雑なようす。 (2) 細かいところまで行き届くようす。また、詳しく煩わしいようす。 (3) 繊細なさま。こまやかに。
- 用法
- (1) 「〜としたものを整理する」 (2) 「〜と注意する」 (3) 「―と麗しい」
- 対語: あらあら
こまごま-しい 細々しい koma-goma-shii
- 意味 <分類:強調>
- (1) とても細かい。とても小さい。 (2) 細かくて(細かすぎて)煩わしいようす。 (3) 詳細である。
- 用法
- (1) 「〜しいものを箱に入れる」 (2) 「〜しい所がある」 (3) 「―しい手紙の中身」
こもごも 交々 komo-gomo
- 意味
- (1) それぞれの。 (2) 互いに入れ代わって。また、入り交じって。
- 説明
- 古くは清音で「こもこも」だったようだ。
- 用法
- (1) 「〜体験を語る」 (2) 「悲喜交々」=悲しみと喜びが入り交じっていること。
- 類似: (1) それぞれ (2) かわるがわる,つぎつぎ
こらこら kora-kora
- 意味 <分類:声音>
- 窘[たしな]めるときに発する言葉。怒りの感情を軽くしてかける言葉。
- 用法
- 類似: おいおい
こりこり kori-kori
- 意味 <分類:擬音>
- (1) 少しかたくて歯切れがよいようす。また、それをかむ音。 (2) 筋肉がかたくしまり、弾力があるようす。 (3) 身体の一部が凝って、かたくなったようす。かたい塊りができたような感じ。
- 用法
- (1) 「〜と歯応えがある」 (2) 「〜した肉づきの体」 (3) 「首筋が〜に凝っている」
- 類似: (1) かりかり (2) りゅうりゅう
こりごり 懲り懲り kori-gori
- 意味 <分類:強調>
- ひどく懲りて、もう二度と同じことはしたくないと感じたようす。
- 用法
- 「もう〜だ」=もう(二度と)いやだ
- 類似: さんざん
これこれ kore-kore
- 意味 <分類:複数>
- これとこれ。二つ以上(複数)ある理由のために。
- 用法
- 「〜とこれこれ」
- 類似: かくかく,こうこう
これこれ kore-kore
- 意味 <分類:声音>
- (1) 知らぬ人に呼びかける言葉。 (2) 目下の者を呼びつけたり、たしなめたりする言葉。
- 用法
- (1) 「〜、そこの人」 (2) 「〜、誰かおらぬか」「〜、何を申すか」
- 類似: おいおい
これはこれは korewa-korewa
- 意味 <分類:声音>
- 意表をつかれ、または不意をつかれた驚きに発する言葉。
- 用法
- 「〜、ようこそおいでくださいました」
- 類似: あらあら
ころころ koro-koro
- 意味 <分類:擬態>
- よく転がるようす。‥転じて、態度や返答がその都度[つど]、よく変わる態度/ようす。
- 説明
- 《語源》転がる
- 用法
- 「〜と気が変わる」
こわいこわい 恐い恐い kowai-kowai
- 意味 <分類:幼児>
- とても恐い(怖い)と脅かす語。
- 説明
- 特に幼児語ともいえないが、あまり大人に対して言う語ではなかろう。
- 用法
- 「〜よ」「〜お話」
こわごわ 恐々 kowa-gowa
- 意味 <分類:進行,強調>
- とても恐い(怖い)と思っているようす。怖い怖いと思いながら。
- 用法
- 「〜覗きこむ」「〜と触る」
- 類似: おそるおそる,きょうきょう,おずおず
こんこん kon-kon
- 意味 <分類:声音,擬態,擬音>
- (1) 咳[せき]をする声。 (2) 堅い物を打つ/叩く音。 (3) 雪や雨の降る音。
- 用法
- (2) 「〜とノックをした」 (3) 「外は〜と雪が降っている」(注:よく知られる童謡「雪」の歌詞では「雪やこんこん」ではなく「雪やこんこ」である)
- 類似: (1) こつこつ,くすくす (2) こつこつ (3) しんしん
こんこん kon-kon
- 意味 <分類:幼児,声音>
- (1) きつね(狐/キツネ)の鳴き声。 (2) …転じて、キツネ。
こんこん 昏々 kon-kon
- 意味 <分類:強調>
- (1) 眠りから覚めるようすがないほどの深い眠り。 (2) 道理に暗い(よく知らない=熟知していない)ようす。愚かなようす。 (3) 心がはっきりしないようす。
- 用法
- (1) 「〜と眠り続ける」(深い眠りでも「熟睡」とは異なる)
- 類似: (3) うつらうつら
こんこん 渾々/混々/滾々 kon-kon
- 意味 <分類:強調>
- (1) 水などが湧き出てつきないようす。 (2) 入り乱れるようす。
- 用法
- (1) 「〜と湧き出る」 (2) 「混々沌々」=「混沌」の強調語。
- 類似: ふつふつ
こんこん 献々 kon-kon
- 意味 <分類:強調>
- (1) 何度も杯のやりとりをすること。また、そうした酒宴。 (2) 三三九度の杯。
- 用法
- (1) 「〜を酌[く]む」 (2) 「〜の盃」
こんこん 懇々/悃々 kon-kon
- 意味 <分類:強調>
- 真心のこもっているようす。丁寧に詳しく説いたり、諭[さと]したりするようす。
- 用法
- 「〜と言い聞かせる」