に , ni

にいにい　兄々　nii-nii

意味 ＜分類：名称＞

沖縄地方の方言で、兄の呼称。

用法

• 対語： ねえねえ

にくにく-しい　憎々しい　niku-niku-shii

意味 ＜分類：強調＞

とても憎らしい。大層にくらしい。

用法

「〜しそうに言う」「〜しく思う」

にこにこ　niko-niko

意味 ＜分類：擬態＞

うれしそうに笑うようす。とてもにこやかに笑うようす。

説明

《語源》にこやか

用法

「嬉しくて〜している」「〜顔」

• 類似： にたにた，にやにや，へらへら

にがにが-しい　苦々しい　niga-niga-shii

意味

とても厭［いと］わしい。非常に不愉快な。とても嫌［いや］な／苦［にが］い思い。

用法

「〜しい思いをした」

• 類似： にくにく‐しい

にぎにぎ　nigi-nigi

意味 ＜分類：幼児＞

(1) 手も握ること。手をつなぐこと。　(2) にぎり飯を作ること。にぎり飯。

用法

(1) 「はい、〜しましょう」

にぎにぎ-しい　賑々しい　nigi-nigi-shii

意味

とても賑やかなようす。とても賑わっているようす。大袈裟。

用法

「〜しい集まり」

• 類似： ぎょうぎょう-しい

にくにく-しい　憎々しい　niku-niku-shii

意味

とても憎らしい。非常に憎く思う。

用法

「〜しい口をきく奴だ」

• 類似： にがにが‐しい

にたにた　nita-nita
にたりにたり　nitari-nitari

意味 ＜分類：擬態＞

いかにも意味ありそうに笑うようす。内心悦［えつ］にはいったり(ほくそえんだり)、思い入れがある笑い。

説明

同意の「にやにや」より厭味、または不気味な表現に思える。

用法

「ただ〜と笑っているだけだ」

• 類似： にやにや

にちにち　日々　nichi-nichi

意味

毎日。日毎に。「ひび」と同意。

用法

「〜のことを考える」「〜が楽しい」

• 類似： ひび

にちゃにちゃ　nicha-nicha

意味 ＜分類：擬態＞

下品な(汚い)音を立てて、唾液まじりに物を噛むようす。

• 類似： くちゃくちゃ，ぐちゃぐちゃ

にぶにぶ-しい　鈍々しい　nibu-nibu-shii

意味

とても鈍い。

• 類似： とろとろ

にやにや　niya-niya

意味 ＜分類：擬態＞

いかにも意味ありそうに笑うようす。内心悦［えつ］にはいったり(ほくそえんだり)、思い入れがある笑い。

説明

方言として…京都府河鹿地方では「確かでないようす」、長崎では「柔らかいようす」、熊本地方では「蒸し暑いようす」で用いられる。

用法

「〜とあざ笑った」「思い出しては〜している」

• 類似： にたにた，にこにこ，へらへら

にゃあにゃあ　nyaa-nyaa
にゃんにゃん　nyan-nyan

意味 ＜分類：声音＞

猫［ネコ］の鳴き声。

説明

古語では「ねんねん」とされる。

にゃんにゃん　nyan-nyan

意味 ＜分類：幼児＞

ネコの鳴き声が転じて「猫」のこと。

説明

２月２２日　はニャンニャンニャンというゴロで「猫の日」になっている。　では１月１１日は‥。

にょきにょき　nyoki-nyoki

意味 ＜分類：擬態＞

(1) 植物などが次々に芽を出して、めざましく伸びるようす。　(2) 細長いものなどが続いて突き出るようす。

用法

(1) 「〜顔を出す」(この場合「顔＝芽」)　(2) 「〜の伸びる」「煙突が〜と並ぶ」

• 類似： (1) ぐんぐん，めきめき

にょろにょろ　nyoro-nyoro
にょろりにょろり　nyorori-nyorori

意味 ＜分類：擬態＞

蛇などが、ゆるやかにうねりながら進むようす。

• 類似： くねくね

にんにん　nin-nin

意味 ＜分類：流行＞

子ども向けのテレビアニメーション「忍者はっとりくん」のしゃべり。

にんにん　人々

意味 ＜分類：強調＞

その人ごとの。「めいめい」と同意。

• 類似： めいめい，それぞれ，ひとびと