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ち , chi

Index : あ,a , い,i , う,u , え,e , お,o , か,ka , き,ki , く,ku , け,ke , こ,ko , が,ga , ぎ,gi , ぐ,gu , げ,ge , ご,go
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ちいちい chii-chii

意味 <分類:幼児>
(1) 小鳥(特にスズメ)。 (2) [のみ]や虱[しらみ]などの虫。
説明
(2) は今日では用いられまい。
用法
「ちいちいももんがー」=ムササビのことだが、(民話で)化け物として子どもたちを脅かす言葉。

ちかちか chika-chika

意味 <分類:光色>
(1) 強い光で目が刺激されるようす。強い光などの刺激で目が刺されるような痛むようす。 (2) …反して(強く刺激しないが)、星などが瞬く(またたく=光が点滅して見える)ようす。
用法
(1) 「目が〜する」
  • 類似: きらきら,ぎらぎら

ちかぢか 近々 chika-jika

意味 <分類:強調>
(時間・期間的に)近いうちに。
用法
「〜伺います」
  • 類似: きんきん

ちかぢか-しい 近々しい chika-jika-shii

意味 <分類:強調>
(1) (時間・距離が)ごく近い。 (2) 仲が良い。とても親しい。
用法
(1) 「〜しい関係」
  • 類似:

ちがちが chiga-chiga

意味 <分類:擬態,名称>
(1) 片足で跳[と]ぶ遊び。 (2) 片足で(不自由にそうに)歩くようす。びっこ。
用法
  • 類似: (1) けんけん

ちがうちがう 違う違う chigau-chigau

意味 <分類:声音,強調>
「違う」を強調し、強く否定する語。
用法
  • 類似: ちゃうちゃう

ちくちく chiku-chiku

意味 <分類:擬態>
(1) 細々[こまごま]したようす。細切れになっているようす。 (2) 先少しずつするようす。
説明
いずれも古語で、現在ではこれらの用法をみない。
  • 類似: (1) こまごま (2) じょじょ

ちくちく chiku-chiku

意味 <分類:擬態>
(1) (針のようなもので)刺されたように痛むようす。小刻みに繰り返す刺されるような痛み。 (2) 先の尖ったもので刺すようす。 (3) …転じて、小刻みに(くどくどでなく)嫌味などを言う。
用法
(1) 「傷口が〜と痛む」 (2) 「虫が〜刺す」 (3) 「〜と嫌なことをいわれた」
  • 類似: (1) きりきり,しくしく (3) ねちねち

ちち 遅々 chi-chi

意味 <分類:強調>
進行や歩みがとても遅いようす。遅れに遅れること。
用法
「〜として進まない」
  • 類似: のろのろ

ちびちび chibi-chibi
 chibiri-chibiri

ちびりちびり

意味 <分類:擬態,強調>
少しずつ。一度にしないで、少しずつするようす。全部出さないで、少しずつ出すようす。
説明
《語源》ちびる=けちけちする。出し惜しむ。
用法
「〜酒を飲む」「貸した金を〜としか返してくれない」
  • 類似: ぼちぼち
  • 対語: (飲み方に関して)びぐび,ぐびりぐびり

ちまちま chima-chima

意味
スケールが小さいようす。小さくまとまっているようす。ちんまりしている。
用法
「〜した考えだ」「〜っとして可愛い」
  • 類似: ぽちゃぽちゃ(可愛さの表現で類似)

ちゃちゃ 茶々 cha-cha

意味
他人の会話に横から割り込んで言う冗談やひやかしの言葉。邪魔[じゃま]
用法
「茶々を入れる」=邪魔を入れる。

ちゃうちゃう chau-chau

意味 <分類:強調,声音,方言>
「ちゃう」を強調した言葉。
説明
違う度合いにより「ちゃう」→「ちゃうちゃう」(ちょっと違う)→「ちゃうんちゃうん」(ぜんぜん違う)となる。

《語源》ちゃう=「違う」の大阪弁。

用法

  • 類似: ちがうちがう

ちゃかちゃか chaka-chaka

意味 <分類:擬態,擬音>
(1) 複数の金属が触れ合う軽い音。 (2) …転じて、考え(思慮)が浅く、軽い気持ちの行動。
説明
これは軽い感じの音の場合で、重い感じの場合は「じゃらじゃら」など。
用法
(1) 「腰にさげたキーが〜する」 (2) 「やけに〜している」
  • 類似: ちゃらちゃら,かちゃかちゃ

ちゃきちゃき chaki-chaki

意味 <分類:擬態>
生っ粋[きっすい]
説明
《語源》「嫡々[ちゃくちゃく]」の訛り
用法
「〜の江戸っ子」
  • 類似: ちゃくちゃく,ばりばり

ちゃくちゃく 着々 chaku-chaku

意味
物事が順序よくはかどっている状態やようす。順調。
用法  《 表記:ひらかなが多い 》
「計画が〜と進んでいる」「〜と進行」
  • 類似: いっぽいっぽ

ちゃくちゃく 嫡々 chaku-chaku

意味
嫡子(=本妻の子)から嫡子へと家を継いでゆくこと。正統の血脈。
  • 類似: ちゃきちゃき

ちゃぐちゃぐ chagu-chagu

意味 <分類:擬音,方言>
(岩手県地域の方言)馬に付けた鈴の鳴る音。
用法
「〜馬っこ」
  • 類似: しゃんしゃん

ちゅちゅ チュチュ chu-chu

意味 <分類:名称>
(フランス語tutu)バレリーナが身に付けるスカート。薄いチュール・オーガンディーなどを何枚も重ねたもの。

ちゅうちゅう

意味 <分類:幼児>
鼠の泣き声が転じて「ネズミ」のこと。

ちゅうちゅう chuu-chuu

意味 <分類:声音,擬態>::(1) 吸いつくようす。口で吸う時に発する音。 (2) 転じてキス。

用法
(1) 「〜タコかいな」 (2) 「ねぇ、〜して」

ちゅるちゅる churu-churu

意味 <分類:擬音>
吸いつき、口で吸う時に発する音、また、そのすするようす。
用法
  • 類似: ちゅうちゅう

ちゅんちゅん chun-chun

意味 <分類:幼児,声音>
[スズメ]の鳴き声。…転じて「スズメ」のこと。

ちょいちょい choi-choi

意味 <分類:擬態>
(1) 軽く触れるようす。 (2) ちょっとだけ。 (3) …転じて、簡単にできること。
用法
(1) 「ここを〜と触るだけでいい」 (3) 「〜とやれるよ」「ちょちょいの〜」
  • 類似: (1) ちょんちょん

ちょいちょい choi-choi

意味 <分類:声音>
(1) 誉めて返す言葉。 (2) 民謡などの囃子詞[はやしことば]
  • 類似: (1) よおよお (2) よいよい

ちょうちょう 丁々/打々 chou-chou

意味
物を続けて叩く、または打つ音。
用法
「木を切る音が〜と響く」丁々発止=刀などで激しく打ち合うようす。…転じて、激しく言い争うこと。

ちょうちょう 蝶々 chou-chou

意味 <分類:名称>
(昆虫の)蝶[ちょう]の愛称。一般的には「チョウチョ」とも呼ばれる。
説明
歴史的字音仮名づかいでは「ちょう」は「チョウ」または「テウ」であったが、蝶については「テフ」であった。そのため蝶々が「テフテフ」だったことが知られる。

ちょうちょう 喋々 chou-chou

意味
よく喋る[しゃべる]ようす。しきりに喋るようす。多弁なようす。
用法
「〜と雑談にふける」「〜しい」=口数が多い。…転じて、調子がいい。「蝶々喃々[ちょうちょうなんなん]」=男女が小声で楽しそうに、しきりに話し合うようす。
  • 類似: ぺちゃぺちゃ,ぺちゃくちゃ

ちょうちょう 迢々 chou-chou

意味
(1) とても遠いようす。 (2) とても高いようす。

ちょうちょう 悵々 chou-chou

意味
恨み嘆くようす。

ちょうちょう 朝々 chou-chou

用法
「朝々暮々[ちょうちょうぼぼ]」=毎朝毎晩。明け暮れ。

ちょきちょき choki-choki
ちょきんちょきん chokin-chokin
ちょっきんちょっきん chokkin-chokkin

意味 <分類:幼児,擬音>
(1) [はさみ]の音。 (2) …転じて、鋏を使って切ること。

ちょくちょく choku-choku

意味 <分類:擬態>
しょっちゅう。何度も。よく。
用法
「〜来ているようだ」「〜さいさい」
  • 類似: ちょいちょい,ちょこちょこ,しばしば,たびたび,さいさい,しくしく,ひんぴん,せつせつ

ちょこちょこ choko-choko

意味 <分類:擬態>
小走りで、小刻みに歩くようす。すばしこく、しかし心もとなく歩くようす。
用法
「子供が〜歩く」
  • 類似: よちよち,ちょろちょろ

ちょちょ cho-cho

意味
「ちょきちょき」などを調子よくした語。
用法
「涙が〜ぎれる」

ちょびちょび chobi-chobi
ちょびりちょびり chobiri-chobiri

説明
「ちびっと(少し)」を「ちょびっと」となまる地域がある。
  • 類似: ちびちび,ちょぼちょぼ,ちびりちびり

ちょぼちょぼ chobo-chobo

意味 <分類:擬態>
少しだけ。ほんの僅[わず]か。
説明
《語源》ちょぼ=記しのためにつける点。小さな点が転じて「些細[ささい]なこと」などの意味。
用法
「儲けは〜だ」
  • 類似: ちびちび,ちょびちょび

ちょろちょろ choro-choro

意味 <分類:擬態>
(1) すばやくその場を行き来するようす。 (2) 小さなもの(動物や子ども)が落ち着かずに動き回るようすや、同じところにとどまらずによく動くようす。
用法
(1) 「気が散るから〜するな」 (2) 「小魚が〜泳いでいる」
  • 類似: (1) (2) ちょこちょこ

ちょろちょろ choro-choro

意味 <分類:擬音>
水がわずかに湧き出て、流れる音。また、そのようす。
用法
「〜水が湧き出ている」
  • 類似: こんこん

ちょんちょん chon-chon

意味 <分類:擬態,擬音>
(1) 軽く触れるようす。 (2) 「チョーン」と木(き=芝居や相撲などで区切りや終わりに叩く拍子木)を入れるようすが転じて、軽い感じでの終わりを示す。
用法
(1) 「〜と触る」 (2) 「〜。これで終わり」
  • 類似: (1) ちょいちょい (2) ちゃんちゃん,じゃんじゃん

ちらちら chira-chira
ちらりちらり chirari-chirari

意味 <分類:擬態,光色>
(1) それはなく、さりげなく、ほんの少しずつ何度も見るようす。 (2) 何度もちらつかせるようす。何度もちらつくようす。
用法
(1) 「〜横目で見る」 (2) 「下着を〜させる」「〜あかりが見える」

ちらちら chira-chira

意味 <分類:擬態>
小さなものや薄いものが翻[ひるがえ]りながら飛んだり、落ちたりするようす。
用法
「雪が〜する」
  • 類似: ひらひら

ちりちり chiri-chiri

意味 <分類:名称>
麦焦がし。はったいこ。ちりのこ。

ちりちり chiri-chiri

意味 <分類:擬態>
(1) [ちぢ]れているようす。 (2) 恐れて縮むようす。 (3) 熱いものに触れて痛むようす。 (4) 水などが続いて滴[したた]り落ちるようす。 (5) 朝夕の、薄暗いようす。
用法
(1) 「〜の頭」
  • 類似: (4) ぽたぽた

ちりちり 散り散り chiri-chiri
ちりぢり 散り散り chiri-jiri

意味
(1) 物が乱れ散るようす。 (2) あちこちに離れてしまうようす。離散するようす。
用法
(2) 「親子が〜になる」「〜ばらばら」
  • 連結: (2) 〜ばらばら
  • 類似: (1) ばらばら (2) さんざん,ばらばら,べつべつ,はなればなれ,わかれわかれ

ちりんちりん chirin-chirin

意味 <分類:擬音>
鈴やベルなどが軽やかに鳴る音。
  • 類似: りんりん

ちろちろ chiro-chiro

意味 <分類:擬音,擬態>
暖炉やかがり火などがかすかに燃えるようす。ごく小さく火がはじける音。
用法
「〜と火が燃える」
  • 類似: とろとろ

ちんちん chin-chin

意味 <分類:擬音>
(1) 鉄瓶(てつびん=やかんの一種)などが沸騰して立てる小さな音。 (2) 鐘(または鉦[かね])を叩いて発する音。鈴の鳴る音。
用法
(1) 「〜と湯が沸いている」 (2) 「〜電車」=市街電車
  • 類似: (2) かんかん

ちんちん chin-chin

意味 <分類:名称>
犬の芸のひとつで、後足で立って前足をあげるもの。
説明
「ちんちんもがもが」という片足で飛び歩く遊びがあった(「けんけん」ともいう)が、この遊びの名とも関連があろう。
  • 類似: けんけん

ちんちん chin-chin

意味 <分類:幼児,名称>
性器の愛称で、主に男性の性器(ペニス)を指す。ちんこ。

ちんちん chin-chin

意味 <分類:名称>
(1) 男女の仲がとても睦[むつ]まじいこと。 (2) …転じて、やきもち。嫉妬。
説明
男性性器を指す語として広く知られるため、今日では使われることはない。
用法
(1) 「ちんちんかもかも」= 男女がとても仲睦まじいことへの(ある種の)囃子言葉。

ちんちん 沈々 chin-chin

意味 <分類:強調>
(1) とても静かなようす。夜が静かにふけてゆくようす。 (2) 奥深いようす。 (3) 水が深いようす。
用法
(1) 「夜が〜とふけてゆく」
  • 類似: (1) しんしん

ちんたらちんたら chintara-chintara

意味 <分類:擬態>
ものの解決にもならないような愚痴などをいつまでも続けて言うようす。
  • 類似: うだうだ,ぐずぐず,ぐだぐだ